【amu株式会社✕emmi】気仙沼の廃漁具を活用したタイルを導入。「ごみの地産地消」をめざしたサステナブルな取り組みを推進

気仙沼を拠点に廃漁網の回収・リサイクルに取り組むアップサイクルベンチャーamu株式会社が、レディースファッションブランド「emmi(エミ)」エスパル仙台店に廃漁具デザインタイル「amuca®タイル」を提供した。宮城県で生まれた廃棄物に新たな価値を与え、県内の商業施設で再活用する「ごみの地産地消」を体現することで、地域内の資源循環を促進し、地域活性化にも貢献するねらいだ。環境負荷の少ないサステナブルな取り組みを推進してきた「emmi」ブランド思想が、amuca®タイルによって店舗設計にも表れている。

amuca®タイルは環境への配慮、美しいデザイン性、素材に込められたストーリー性を兼ね備えたデザインセメントタイルだ。リサイクルが難しいとされる漁網やブイ、ロープなどの廃漁具に加え、気仙沼の酒造から出た酒瓶などを原料に製造されている。焼成工程を経ない製造方法により二酸化炭素の排出量を抑えることができる点が、今回の「emmi」とのコラボレーションにつながった。

空間全体でブランドのストーリーやコンセプトを表現することができ、さまざまな施設でインテリアとしての活用が広まっている。

amu株式会社
所在地 気仙沼市南町2丁目2-25
URL https://amuca.world/

関連記事一覧