【株式会社阿部伊組】 宮城県の海藻・米・塩だけでつくった「海藻チップ モッカ!」のラインナップを拡大
長年、地域の「活力創造集団」を目指し、土木事業や建築事業に取り組んできた株式会社阿部伊組(宮城県南三陸町)は、「海藻を、新たに。」をコンセプトに、海藻の陸上養殖や海藻の加工品製造・販売をおこなう海藻ブランドSEASONを展開している。
SEASONは、日本で昔から食べられていた海藻食を新たに編集しなおし、三陸の海藻を中心に、生産から加工、販売まで一貫して担うことで、海藻との新しい出会い、ココロ踊る体験を届け、海藻の新たな食シーンを創っていく海藻専門店。
「海藻チップ モッカ!」は、1袋に生わかめ22g(塩蔵わかめ、わかめ粉末を生わかめに換算した場合の数値)を使用した海藻と米粉の焼き菓子で、2025年8月にリニューアル発売。「藻塩味」「あおさ味」に加え、「海苔味」を加えた3種類にラインナップを拡大。オンラインストアで販売を開始した。
「海藻チップ モッカ!」の特徴は、シンプルかつこだわりの素材だということ。海藻と米、藻塩だけで、保存料は使用していない。
海藻は、地元南三陸産の間引きわかめ、茎わかめを漁師から買い取り活用。米粉は、宮城県産「ひとめぼれ」100%の手作り。藻塩は、塩づくりの聖地・宮城県塩竈産を使用。
さらに、製造にもこだわっている。ノンフライなのでヘルシー。そしてグルテンフリーかつ食物アレルギーの原因となる特定原材料28品目は使用していない。世代を問わず食べられ、海藻の栄養をおいしく摂り入れることができる。
パッケージデザインは、南三陸町の生活介護事業所「のぞみ福祉作業所」と障害福祉×デザインの協働チームを運営している「想造楽工」に制作を依頼。町内の自然や食材、人々を描いた優しく温かみのあるイラストが描かれている。
SEASONでは、他にも三陸の希少海藻を練り込んだ「三陸海藻バター」や海藻のスープ、海藻シーズニングなど、海藻の奥深さを感じさせる商品を開発。2024年にはカフェを併設した工場をオープン。カフェでは珍しい「海藻パフェ」も提供している。
また、母体となる阿部伊組は、希少海藻「まつも」の陸上養殖にも挑戦するなど100年先の海藻食文化を見据えたサステナブルな事業を追求している。
■問い合わせ先
海藻専門店 SEASON
HP/ https://season-s.com/pages/mocka
TEL/0226-25-8566
株式会社阿部伊組
HP/ https://www.abei.jp/
TEL/0226-36-2311